冷え性改善にドライヤーを使う「ドライヤーお灸」というものが良いと聞きました。これはぜひやってみたい!ということで、今回はドライヤーを使った冷え性改善のやり方と実際やってみた体験談をお伝えします。
この記事の目次
ドライヤーで冷え性対策!やり方はどうするの?
いつやればいいの?
朝、髪をセットする時とお風呂で温まった後がよいようです。
髪をセットしたり乾かすついでに出来るのでめんどくさがりの人でも出来ますね。
ドライヤーの強さは?
ドライヤーの強さは「弱」に設定しましょう!
「強」だとすぐに熱く感じたり火傷の恐れもあるのでNGだそうです。
どこにあてるの?
ドライヤーがお灸を据えるのと似た働きをするので冷えに効くツボや血行が良くなる箇所にあてると効果的とのこと。
ツボを狙うことで、短時間で効率良く身体全体を温められますね。
(詳しい場所は後述します)
どれくらい離してあてればいい?
温風をあてる時は、10~15㎝離した場所からあてます!
あまり近いとピンポイントになり過ぎて数秒で熱くなってしまうし、離れすぎるとなかなか温められずでどちらとも効果が弱くなります。
何分くらいあてるの?
目安は1~2分程度で「熱い」と感じたらすぐ離しましょう!
長時間あて続けると脳が「体が熱い」と勘違いして冷やそうとしてしまうので逆効果になることも…
肌は乾燥しない?
長時間あて続けると乾燥の原因になるので注意です。
あてる時間が1~2分なので大丈夫ですが、肌が敏感な人は服の上からあてると◎
ドライヤーお灸のやり方
基本的なやり方をご紹介します。
①ドライヤーを弱にしてONにする。
②ツボへ10~15㎝離して温風をあてる。
③目安は1~2分で熱いと感じたらあてるのを止める。
冷えに効くツボ
・三陰交…内側のくるぶしから骨沿いに指4本分上の場所
・足三里…ふくらはぎの外側、膝下のくぼみから指4本分下の場所
・気海…おへそから指2本分下の場所
・天枢…おへその両サイド指3本分の場所
・腎愈…背面のくびれ部分、背骨から両サイドに指2本分外側の場所
・殿圧…左右のおしりそれぞれの中心部分
・承扶…左右のおしりの膨らみそれぞれの下中心部分、太ももの付け根
冷えに効く場所
・首の後ろ側
・丹田(おへその下部分)
・膝
・足の裏
ポイント
ポイントは、温風をずっとあて続けないこと!
長い時間ツボにあてていると脳が「体が熱い」と勘違いして冷やそうとしてしまいます。
逆効果にならないように、温まったと感じたら温風をあてるのを止めましょう。
よくバスタオルで水気を拭き取り、髪の毛も乾かしてから温めて下さいね!
細かいツボの場所がわからなくても、ドライヤーなら「大体この辺」というアバウトな場所を温めればよいので簡単ですね。
ドライヤーで体を温めることはできそう?私の体験談
やり方は分かりましたが、本当にドライヤーで体は温まるんでしょうか?
実際に私もやってみました!
私が行ったやり方
私は、朝と夜にドライヤーでツボや血行の良くなる場所を温めました。
朝は忙しいので、首の後ろとお腹、ひざは服の上からです。
夜は、きちんと冷えに効くツボと場所をそれぞれ1分間ほどあてました。
私の場合、1分しないで熱く感じることもあったのでその時は1分になっていなくてもドライヤーを離しました。
短時間でついでに出来るやりやすさが良かったですね。
朝はドライヤーを使うことがなかったんですが、このことをきっかけに朝のセットにドライヤーを使うよう習慣が!
身だしなみもきちんと意識するようになったのでその点も良かったかも…笑
やってみた感想
私の場合、すごく効果があった!…というのではなく「確かに温かいかも…」という感じ。
場所によって効果を感じる感じないがありました。
特に効果を感じたのが、丹田やお腹のツボも含めたお腹全体とお尻のツボ部分、首の後ろですね。
お腹を温めると気持ちよくて眠たくなるので夜に良かったです!
お尻部分は思った以上にお尻が冷えていることに気づきビックリしました。
お尻を温めると重だるかった腰が少し楽になったかも…
首の後ろは、持続はしないけどその時は身体全体が温かくなりましたよ。
やってみて私が最終的に思ったことは、「継続したら確かに温かくなりそう」です!
ドライヤーの冷え性対策と一緒に、湯船に浸かったり湯たんぽを布団の中に入れるとより良いと思いました。
まとめ
ドライヤーで冷え性改善は、ドライヤーだけ用意すれば出来るので手軽に冷え対策が出来そうです。
また、髪を乾かしたついでに出来るのでやりやすさも魅力ですね^^
効果は個人差があるのでおすすめとまでは言えませんが、手軽に出来るのでやってみる価値はあるかと思います。
あなたも試してみてはいかがでしょうか?